痴漢の手口・痴漢の改善方法

会社員で痴漢で捕まったら(48時間誰とも喋れない)

前回は「痴漢がやめられない人に(止めなくていいので知識はつけよう)」を書きました。

いきなりここから来た人は前回の記事から読むことをお勧めします。

サラリーマンで電車の痴漢で捕まった場合、罪の重さよりも
勾留の長さが、刑罰以上に苦しみを味わうことになります。

実際私は捕まったことがありますし、逮捕されたこともあります。

ここであえて逮捕と書いたのは、実際痴漢で警察に連行されたとしても、
ごくごく稀に逮捕されずに在宅事件となることがあります。
こちらも私は経験があります。

在宅事件とは逮捕されない=勾留されずに普通の生活を送りながら、
警察や検察の取り調べが行われることを言います。

よって通常通り会社に行きながら、警察や検察の取り調べを受ける
ことができます。

また警察や検察からの連絡も電話で来ますし、都合の悪い日は断ることも
普通にできます。刑事も忙しいですので、お互い都合の良い日で
日程調整をすることになります。

刑事も検事も「都合が悪い日は遠慮なく言って」と言ってくれます。
ただし、取り調べは事件を起こした管轄のある警察署の平日となることに
注意が必要です。

大阪在住で、東京出張の時に痴漢をして在宅事件になった場合、
東京の警察署まで平日に行くことになります。

大体痴漢でしたら警察の取り調べは半休2回くらいで通常終わります。
どのような取り調べが行われるかはまた次回書きます。

問題は、ほとんどの場合で適応される身柄事件の場合です。
こちらは逮捕されることになりますので、家に帰ることはできず、
警察署にある留置場で過ごすことになります。

逮捕されると48時間全く外部と連絡を取ることができません。

留置場に放りこまれる前、つまり取り調べ中に警察官に言えば、
電話で誰かに逮捕されたことは伝えてくれます。
事件の内容も伏せてもらえますし、言ってもらうこともできます。

ただし、この48時間以内はだれとも面会はできませんので、
自分から外部の人にお話しすることはできません。

よって会社員のかたは2日間だれとも話ができず会社を休むことになります。
これが事件の罪よりも、勾留による罪のほうが重いと言える理由です。

結婚しているかたであれば、奥さんが会社に電話をしてくれると思いますが、
奥さんと喋ることはできませんので、どういった風に連絡してくれるかは
奥さん次第となります。

まあほとんどの場合は病気と言ってくれるでしょうが、実際に奥さんと面会
できるようになるのは、検察局に行って(送致)勾留請求がされてからに
なります。

警察は48時間しか勾留する権限がないので、延長するために
検察局に連れていかれ、10日の勾留請求を要求してきます。

そして、この勾留は90%以上の確率で受理されることになります。

大体は逮捕された翌日の朝一に勾留請求をされますので、
概ね12日間留置場に閉じ込められることになります。

12日間会社と自分から連絡できない。
人生の終わりをガチで感じる瞬間になります。

次回は「痴漢の勾留状態(10日は出られない)」に続きます。

 

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